熊の出没と被害が増えています

2025/08/23 21:16

2021年以降、日本では熊による人身被害が全国で増えています。
2025年の今、目撃や被害件数は過去最多のペースで、専門家は「強い警戒が必要」としています。

秋田県では2024年に4人が熊に襲われて死亡しました。北海道南部の福島町でも新聞配達員の男性がヒグマに襲われ亡くなっています。さらに岩手県や宮城県では、人間の生活音に慣れた「新世代熊」が増えており、人里に出やすくなっていると報告されています。

熊の出没は山だけではありません。夏の7月から8月にかけては、住宅地や観光地、市街地でも目撃が相次ぎます。札幌市の東区や厚別区でも多くの目撃があり、地域住民の不安が高まっています。

環境省や各地の自治体は、「熊は人の身近な場所にも現れる」として、全国の住民に警戒を呼びかけています。